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TOP > 東京の梅の名所 > 吉野梅郷・青梅市梅の公園 |
青梅市の名前の由来は「将門(平将門)誓いの梅の伝説」によるものですが、市の花は「梅」であり、実際に梅郷地区では梅の生産が行われていました。 吉野梅郷は日の出山の麓の丘陵地帯にあり、青梅市梅の公園や小規模な梅園が点在しています。また即清寺の「招春梅」、大聖院の「親木の梅」、「岩割の梅」「鎌倉の梅」などがあり、これらの梅を見ながら散策するコースも設定されていました。 青梅市梅の公園は山の斜面を利用した公園に、約120品種・1700本の梅が植えられており、紅白の梅と黄色のサンシュによって、見ごろの時期にはまさに「桃源郷」ともいえる景観が広がっていました。 ほとんとが斜面ですが散策路が整備されており、休憩所や展望台などもあります。山の下から見ても上から見ても美しい風景を見ることができました。 (梅の木の伐採と梅の里の再生) 吉野梅郷には約2万5千本の梅がありましたが、2009年にプラムポックスウイルス(ウメ輪紋ウィルス)の感染が確認されました。 当初は感染した木だけを伐採していましたが、感染の拡大が続いたため、梅園全体の伐採などが行われ、青梅市梅の公園も2014年4月に全ての梅の木が伐採されました。 詳しくは青梅市の梅の里再生情報。 また「岩割の梅」や大聖院の「親木の梅」なども伐採され、個人宅などに残ったわずかな梅しか見ることはできなくなりました。その後、梅の公園には菜の花や福寿草、スイセン、ツツジなどが植えられました。 2016年には梅の再植樹が認められ、11月23日に「梅の公園」で梅の植樹式が行われ、若木が植えられました。さらに2017年2月25日から、梅の生産農家に苗木が配られ植樹が始まりました。 ※「まとめサイト」などでは、最新情報やオススメとして伐採前の情報が掲載されています。これは実際には行ったことがない人たちが、勝手に作っているものなので、しょうがありません。 いかに梅の木の成長が早いとはいえ、かってのような景色を取り戻すには、最低でも10年ぐらいはかかると思います。 (吉野梅郷梅まつり) 2017年から「吉野梅郷梅まつり」が3年ぶりに復活し、物産展などのイベントなどが行われます。 |
梅の本数 | 約2万5000本(伐採前) |
梅の見ごろ | 3月上旬〜中旬(青梅市梅の公園) |
交通 | (鉄道・バス) JR青梅線日向和田駅から徒歩15分。 JR青梅線青梅駅から都営バス・吉野行で「吉野梅林」で下車すぐ。 (自動車) 圏央道青梅ICから約10km。 梅の公園には駐車場はありませんが、周辺には民間の有料駐車場があります。 |
開花・観光情報 | 青梅市観光協会 |
住所・地図 | 東京都青梅市梅郷 地図 |
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