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堀切菖蒲園のハナショウブ


堀切菖蒲園は規模こそ大きくありませんが、開花の時期ともなるとテレビや新聞で取り上げられることもあり、もしかすると日本で一番有名な菖蒲の名所かもしれません。

堀切菖蒲園があるのは葛飾区の堀切。いまだに下町情緒が残る町です。この堀切の菖蒲の歴史は古く、一説には室町時代には堀切村の地頭が家臣に命じて奥州の安積沼から種子を取り寄せて、育てたのが始まりとも言われています。

江戸時代の終わりには堀切村の百姓伊左衛門(小高氏)が、全国各地から花菖蒲を集めて栽培し販売を始めます。そしてこれが後に堀切で最初の菖蒲園「小高園」となります。

江戸時代にはすでに堀切の花菖蒲は有名で、多くの見物客が訪れており、歌川広重(安藤広重)の江戸百景や、二代目広重の東都三十六景、江戸名所四十八景、東京名所三十六花撰などにも登場しています。それ以外にも歌川豊国や歌川国英、鈴木春信、小林清親などによって浮世絵が作られました。
明治時代になると、いくつもの菖蒲園がつくられますが、そのひとつの「堀切園」が現在の堀切菖蒲園です。


現在の堀切菖蒲園は、江戸で品種改良がされてきた「江戸花菖蒲」(江戸系)を中心に、200種類・6000株があります。ですから江戸時代にツツジの産地だった染井村(駒込)にある六義園で、江戸時代に作られたキリシマツツジの系統が見られるのと同じように、とても貴重な場所といえます。

江戸系の中でも特に貴重な松平定朝の作り出した「菖翁花」や、江戸系を元にして改良された肥後系。それに伊勢系やアメリカ系、野花菖蒲なども植えられています。


園内は日本庭園を模した造りで、菖蒲田をメインに松やサツキ、石灯篭や太鼓橋などが配されています。菖蒲田は小さく区切られており、一〜十五番田と育成用の菖蒲田があります。菖蒲まつりが終わると植替え作業が行われており、各菖蒲田にはいつ株分けしたかということが書かれています。

ハナショウブの植え方は、菖蒲田を全体を少し遠くから見ることを意識して、種類を前後でバラバラにするように植えられています。このため、とてもカラフルな菖蒲田を見ることができます。また小高い展望台が作られており、園内を一望できます。

花の管理はキチンとされているので、美しい花菖蒲を見ることができます。ただ敷地は広くないのですが、平日でも人はたくさんやってきます。人が多ければそれなりに騒々しくなる訳で、ゆっくりと花を観賞したいという人には不向きかもしれません。


堀切菖蒲園の開園時間は午前9時〜午後5時ですが、見頃の時期は午前8時〜午後6時となります。入園料は無料です。園内にある静観亭では軽食や喫茶もできます。


堀切菖蒲園から徒歩5分ほどの荒川河川敷には、堀切水辺公園があり、小さな菖蒲田があります。見頃の時期は堀切菖蒲園と同じで、荒川越しに東京スカイツリーを見ることができます。

また京成電鉄堀切菖蒲園駅から堀切菖蒲園に向かう途中には、道の両側にたくさんのあじさいが咲き乱れる堀切あじさい通りがあり、6月中旬には見頃を迎えます。

本数 200種類・6000株
見頃 6月上旬〜中旬
住所・地図 東京都葛飾区堀切2-19-1  地図
交通 (電車)
京成電鉄堀切菖蒲園駅から徒歩15分。

(自動車)
堀切菖蒲園には駐車場がありませんが、堀切菖蒲まつりの期間中は、荒川河川敷の堀切橋駐車広場が利用できます。台数は50台で料金は500円。
最寄のインターは首都高速中央環状線の小菅と四つ木出口。
開花情報 堀切菖蒲園開花情報
観光情報 葛飾区観光協会
天気予報 堀切菖蒲園の天気予報

堀切菖蒲園のハナショウブの写真





五湖の遊(江戸系) 鶴の毛衣(江戸系)

虎嘯(江戸系) 堀切の夢(江戸系)

秋の錦(肥後系) 北斎(肥後系)

   
桜獅子(伊勢系) 金鶏(雑種)







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堀切菖蒲園の見頃・開花情報 見所と写真