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花菖蒲(ハナショウブ)とは


ハナショウブは自然にあるノハナショウブを基に、人間が作った園芸種の花です。

毎年、6月になると菖蒲園にハナショウブを見に出かけますが、その度に見かけるのが「これはハナショウブ。こっちはアヤメ」と知ったかぶりをされている方。
「いずれが菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」という、ことわざがあるように、区別するのはちょっと難しい花たちです。

アヤメ、カキツバタ、ノハナショウブ、ハナショウブともにアヤメ科、アヤメ属の花です。
上記のようにアヤメの漢字は「菖蒲」と書きます。また古典ではサトイモ科の多年草の「ショウブ」のことを「アヤメ」と呼んだりします。
そして現在はというとハナショウブを植えている菖蒲園のことを「あやめ園」と呼んでいます。(有名なところでは水郷潮来あやめ園や長井あやめ公園など。)
そういう意味では日本人はアヤメ、カキツバタ、ハナショウブを厳密に区別していなかったのかもしれません。

アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの区別で開花時期で分けている場合があります。堀切菖蒲園の掲示では、アヤメが5月上旬から中旬。カキツバタが5月中旬から下旬。ハナショウブが6月上旬から下旬となっています。
ただ、これは同じ場所(東京都葛飾区)で花が咲いた場合の話です。いずれの花も気温によって開花が左右されるので、場所によって花期は大きく変わります。

ハナショウブは九州では5月下旬に開花。最近は温暖化により東京でも5月下旬に咲きだします。ところが東北や北陸ではカキツバタの見頃は6月に入ってからです。
またミズバショウで有名な尾瀬では、7月上旬がカキツバタの見頃。尾瀬ヶ原よりもさらに標高の高い、長野県の池の平湿原(標高2000m)では、7月中旬がアヤメの見頃となります。

花が咲く適地としては、アヤメが乾いた場所。カキツバタが水中や湿地、ハナショウブが湿地ということになっていますが、実際には池の平湿原のように、湿原であってもアヤメは咲きます。

ハナショウブは水生植物ではないので、多くの菖蒲園では水の無いところで育て、花の時期にだけ菖蒲田に水を入れます。
では水中では全く育たないのかというと、そんなことは無いようで、一年を通して水がはられている池でも、ハナショウブが咲いていたりします。そのかわり花数が少なかったり、生育が悪かったりします。










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