足立区 桜づつみ(荒川左岸鹿浜橋緑地)
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足立区 桜づつみ(荒川左岸鹿浜橋緑地)の八重桜


足立区の桜づつみ(荒川左岸鹿浜橋緑地)は、荒川の堤防に作られた桜並木で、八重咲き(八重桜)を中心に18種類・120本の里桜が植えられています。このあたりは明治〜昭和初期にかけて「荒川五色桜」と呼ばれた桜の名所でした。

(荒川五色桜について)
江戸時代、多くの桜の園芸品種が作られ、江戸の大名屋敷などで栽培されていました。「古今要覧稿」によるとその数は250種類。
ところが明治維新により、屋敷にいた大名や家来は国に引き上げてしまったため、屋敷は荒廃してしまいます。これを憂いた染井村(現在の駒込)の植木職人、高木孫右衛門が残っていた桜を探して、自身の「梅芳園」に82種類の桜を保存しました。

この桜を江北村(現在の足立区)の清水謙吾や村民たちが、高木孫右衛門から譲り受け、明治19年(1886年)に荒川堤に植えます。出来上がった桜の並木は約6kmで、78種類・3225本が植えられていたそうです。
その美しさからたくさんの花見客が訪れるようになり、新聞で「五色に彩られ」と紹介されたことから「五色桜」と呼ばれるようになりました。

その後、五色桜の子孫は日米友好のシンボルとして、アメリカに贈られてワシントンのポトマック河畔に植えられたり、貴重な品種が多かったため小石川植物園や新宿植物御苑(現・新宿御苑)、農商務省農事試験場(現・果樹研究所)などにも植えられました。現在、日本各地の公園で見られる八重桜は、五色桜の子孫が大半を占めます。
ところが本家の荒川の五色桜は、工場の煙害や荒川の改修、戦後には燃料として使われたりして、ほとんどが無くなってしまいました。

昭和27年(1952年)に、アメリカ・ワシントンから穂木を取り寄せて植樹しますが、公害により枯れてしまいます。昭和56年(1981年)に再度、ワシントンから33品種・約3000本の穂木を取り寄せて育て、これらは「里帰りの桜」と呼ばれています。

(現在の桜づつみ)
復活した五色桜の並木の長さは約400mほど。桜並木の横にはベンチも置かれています。桜の花の色は白、薄いピンク、関山の濃いピンク、ウコンやギョイコウの黄緑色。昔はウコンを黄色、ギョイコウを緑としていたようです。
桜並木はこの花の色が混じり合うように種類を並べているため、他の桜並木では見られない独特の景色となっています。

現在は下流側に新たに苗木が植えられ、まだ若木ですが花を咲かせるぐらいに育っています。桜は生育が早いので近い将来、美しい桜並木になると思います。
足立区の計画によると最終的には、都市農業公園から西新井橋までの約4.5kmに桜を植える予定だそうです。

足立区は五色桜の復活事業を積極的に進めており、荒川の堤防沿いの道路には既に八重桜の並木が作られています。その他にも区内のいくつかの公園に殖栽を行っています。


(足立区 桜づつみ・荒川左岸鹿浜橋緑地の桜の種類)
関山、一葉、普賢象、太白、松月、福禄寿、白妙、細川匂い、駿河台匂い、花笠、紅笠、苔清水、薄墨桜、御衣黄(ギョイコウ)、鬱金(ウコン)、ワビヒト、ソメイヨシノなど


本数 120本
見頃 4月上旬〜4月中旬
交通 東武鉄道スカイツリーライン西新井駅から都営バス・池袋駅東口行きで「荒川土手」下車 徒歩15分。
または西新井駅から西新井陸橋のバス停まで歩き、都営バス・王子駅前行きで「鹿浜橋」下車 徒歩10分。
駐車場はありません。
開花・観光情報
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住所・地図 東京都足立区堀之内1丁目  地図

桜づつみ(荒川左岸鹿浜橋緑地)の写真

手前が黄緑色の鬱金(ウコン)、奥は白っぽいのが松月(ショウゲツ)、左の濃いピンクが関山(カンザン)

桜づつみ(荒川左岸鹿浜橋緑地) 八重桜

八重桜 八重桜

八重桜 八重桜
花笠(ハナガサ) ワビヒト

八重桜 八重桜
鬱金(ウコン) 堤防沿いの道路の八重桜










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足立区桜づつみ(荒川左岸鹿浜橋緑地)の八重桜とお花見・写真